::: ワークショップって何? :::

ワークショップの考え方公園など身近な公共施設の整備にあたっては、実際に利用する住民の意見を反映させる必要があることは言うまでもありませんが、地域住民の考えを計画に反映させながら、合意形成に導く有効な手段の一つにワークショップがあります。

では、ワークショップとはどういうものでしょうか。ワークショップとは「参加者全員が同じ土俵で意見しあい、共に創造したり作業すること」です。つまり、住民や専門家、行政がみんなで平等に意見を出したり作業したりしながら、あるテーマについて考え、合意形成に導こうという場です。

具体的には、ポストイット等を使って数多くの意見を平等な場に引き出したり、意見が出しやすくなる少人数によるグループ作業などをします。また、ゲーム的な進行やビジュアルな意見の掲示によって、わかりやすく気軽な雰囲気づくりをすることも大切です。

◆ワークショップスタッフの役割

ワークショップではスムーズに進行するように以下のようなスタッフ(もしくはスタッフの役割もする参加者)が必要です。

◎ファシリテーター(全体の進行役)
ファシリテーターは司会者のような役割です。時間の管理や意見のとりまとめといった仕事があります。多くの意見を引き出しながら意見を整理していきます。

◎グループファシリテーター(グループ作業時の進行役)
グループ作業時における進行役です。ファシリテーター同様、時間の管理や意見のとりまとめといった仕事があります。

◎書記(模造紙ワーク、図面を書く)
模造紙に意見を書きとめたり、意見を絵や図面にする人です。

◎記録係(カメラ、ビデオ)
ワークショップの様子をカメラやビデオにおさめる人です。

◎準備係(会場設営、お茶)
会場のテーブルを並べたり、お茶やお菓子の用意をする人です。

◎広報係(チラシ、新聞)
ワークショップの案内チラシや経過を知らせるニュースを作成する人です。

◆ワークショップに必要なもの

ワークショップでは以下のようなものが必要です。

ワークショップ会場◎部屋
会場となる部屋は参加者が入れるだけの大きさが必要。模造紙が貼れる壁やボード、イス、机があるところがよいでしょう。
(会場のレイアウト例は右図)

◎ワークショップグッズ
ポストイット、模造紙、太い水性マジック、ペン(参加者が用意するものとスタッフが用意するもの)、名札、名簿。その他、必要に応じてハサミ、のり、図面等

特にポストイット、模造紙、太い水性マジックは「三種の神器」です。

【ワークショップグッズはこんなもの】

ワークショップグッズ1.ポストイット(大・中・小)
2.PLOCKY(模造紙ワーク用)
3.名札(受付グッズとセットで)
4.デジカメ(後で利用しやすい)
5.輪ゴム(何かと便利)
6.ガムテープ(貼り物に便利)
7.押しピン(テープでは貼りにくい時に)
8.ハサミ、カッター
9.テープ(何かと便利)
10.時計+ストップウォッチ
11.ホッチキス(小道具作成時に)
12.ボールペン、サインペン
13.三角スケール、メジャー(設計には必要)
14.カラー模造紙(カラーがキレイに見える)

◎飲み物・お菓子
ワークショップには2時間から3時間程度の時間がかかるので、途中にお茶やお菓子で休憩する時間が必要です。また、お茶やお菓子は気さくな雰囲気づくりにも一役かってくれます。

【お菓子選びのポイント】
 お菓子は作業の邪魔にならないものが望まれます。

 「個包装で」「手や床を汚さず」「持ち帰りできる」ものを選ぶのがポイントです。
 さらに「甘いモノと辛いモノ」を組み合わせるほうがウケがよいようです。

◆ワークショップの進行

各回のワークショップは以下のような手順で進みます。

  1. アイスブレーキング
    参加者がリラックスできるように自己紹介や体操からはじめます。
  2. 全体討議、グループ討議
    みんなでテーマに沿った議論を行います。通常は全体討議で全体の傾向をみてからグループ討議へ、グループ発表へとすすみます。
  3. まとめ
    ワークショップの成果をみんなで確認し、次回ワークショップへとつなぎます。